この国の行方 分岐点までのタイムリミット7~9年 Ⅷ 民族の未来はこの10年にあり 具体的に何をするか

民族の未来はこの10年にあり 具体的に何をするか

 1 若者の目線で キャンペーンの展開 関心を盛り上げる
 2 成功した実践と成果を顕揚する
 3 報道に押し流されない 実態を判断する姿勢を育む
 4 「公民教育」を充実させ 地域の運営にに若者枠を設ける
 5 総まとめ

1 若者の目線 キャンペーンの展開 関心を盛り上げる

 平成27年(2015)10月からようやく「内閣府特命地方創生担当大臣」というものが置かれており、各省庁にまたがる施策を統合して地方創生を推進するとされ、そのもとにさまざまな企画が提示されているけれども、国民一般に、ことに若年層に、広く浸透しているとは言い難い。
大規模なキャンペーンが必要である。都市に集中して地域疲弊におちいるか、地方にも分散して共存か。これからの10年をどのように振る舞うかは、国民一人一人に問うに値する覚悟の選択となる。
 「アニメ」や「動画」などの手法も使い、「AIによるシミュレーション」を含め、さまざまなシナリオを繰り返し広報し、検討や議論を盛り上げる。
 東日本大震災では「」という一文字で、あれだけに人々の思いは高まり、復興税という形にも具体化された。「幸せとはなにか」「列島のこれからを考える」など・・・一人一人の権利と責任において未来を選択できることを浸透させる。 “この国の行方 分岐点までのタイムリミット7~9年 Ⅷ 民族の未来はこの10年にあり 具体的に何をするか” の続きを読む

 やっぱり可愛い チィパッパ 「スズメ」Ⅱ 


スズメはクチバシやアシが太く、首もがっしりしており、目も賢そうです。ヒトの近くに、というよりも、ヒトの営みに大きく依存していながら、ヒトというものに決して気を許しません。賢い目が集まると、ほとんど無敵というべきで、3・4羽の小さな群れであったにしても、ネコなどの不意打ちに合うなどということはまずないでしょう。

 四季を通して私たちの近くに居るので、スズメだけでは俳句の季語にもなりにくいようで、季節感のある「雀の子」や「雀の巣」「寒雀」などとなって、ようやく句の題にもなるようです。
     
     雀の子そこのけそこのけ御馬が通る  一茶
     人に逃げ人になるるや雀の子     鬼貫
     寒雀てのひらほどの水浴びて     中村房子 “ やっぱり可愛い チィパッパ 「スズメ」Ⅱ ” の続きを読む

春の河原で奇妙な にらめっこ 「ヒバリ」」Ⅱ

 「ヒバリ」は東京版レッドリストで「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定されています。ヒバリが生きてゆくのに必要な野原が失われてゆくにつれ、最近、ことに東京都では数を減らしているのだそうです。それでも河川敷で出会ったことがあり、「ヒバリ」として記事にしたことがあります。

ふいの出会い

 2019年2月20日(水)は、抜けるような晴天にめぐまれ、風もなく、気温が18℃まで上がるという4月並みの陽気になりました。
 私が多摩川の河川敷に付いたのは午前8時半頃でしたが、靄が軽く残っていて、堤の上の淀みで4人のお嬢さんたちがボートの練習をしているのを、遠くから逆光でとらえると、こんなふうになかなかの雰囲気です。
 失礼ながら無断での写真ですが、4人はボートを漕ぐ時間よりも笑い合っている方が多いようで、ラフティングに備えての猛訓練というよりも、女子大生の「多摩川同好会」といった雰囲気でした。 “春の河原で奇妙な にらめっこ 「ヒバリ」」Ⅱ” の続きを読む

宿命のライバル 「カラス」と「トビ」

カラス登場

 「カラス」の賢さとしぶとさは、しばしば不気味がられるほどです。
生ごみをカラスに荒らされないようにする唯一の方法は、「おはようございます。ご機嫌いかがですか」とか「こんにちは。仲良くしましょうね」と、にこやかに挨拶してやることだそうです。すると、お隣の生ごみはさんざんに荒らされても、うちの生ごみは無事なのだそうです。
 筆者も、こんな話を聞いたことがあります。

 日本の商社で働いていた或る英国人の青年が、マンションの近くでカラスが生ごみを散らかしているのを見たので、コウモリ傘の先を向けて「Bang !Bang!」と警告しました。そうしたことを数回繰り返した或る朝、部屋のバルコニーの端に1羽のカラスが止まってしきりにこちらを窺っている様子です。人差し指を伸ばして「Bang! Bang!」と警告しました。すると次の日には3羽、次には7羽10羽と増えてゆきます。ついには隣のマンションの屋根にまでズラリと並ばれることになり、ある日、出社しようと坂道を下っていると後ろから帽子を跳ね飛ばされたそうです。あれやこれやで、日本のカラスは気味が悪い(?)と言って、青年はシンガポール支社への転勤を願い出たそうです。 “宿命のライバル 「カラス」と「トビ」” の続きを読む

のっそり 「ノスリ」

寒風吹き抜ける枝の上で

 「ノスリ」はトビよりも一回り小さい猛禽類です。猛禽類ですが少し変わったところがあり、他の鳥を狙うよりもネズミやヘビやモグラの方を獲ることが多いそうです。
 鳥を追うことにはあまり積極的でないので、昔の鷹匠たちには「役立たず」とさげずまれていたようですが、これはヒトの都合による一方的な評価であって、ノスリには関係のないことです。
 ネズミなどを獲るのは名人で、長時間ひっそりとチャンスを待っていて、「野をする」ように急襲することから「のすり」と呼ばれるようになったという説があります。また空中でホバリングしていて逆落としに襲うことも有名です。 “のっそり 「ノスリ」” の続きを読む

こ気味いい 「コサギ」

白の明快さ

 日本にいるシラサギを大きさの順に並べると、ダイサギ>チュウサギ>コサギ>アマサギということになります。ああそうですか、といった名前の付け方ですね。
ダイサギアオサギコサギ、それにカワウに集まってもらいます。大きさの案配がだいたい分かると思います。
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さえずらないヒバリ 「タヒバリ」

さえずらない ヒバリ

 冬の野原、ことに河川敷を歩いていると、10メートルほど先の枯れた草むらから褐色のものが飛び出して、まっしぐらに低い高度で対岸に向かうか、行方の草むらの中に突っ込んで見えなくなるか・・・しばしば出くわす光景です。木の枝に止まるということをせずに、褐色のものが枯草に紛れ込むのですから、正体をしげしげと見られるということはあまりないと思います。向こうさんは草のあいだから何時だってこちらをお見通しというわけですから、ヒトとコトリの大きさの違いからとはいえ、どうも分の悪いことです。
 ある日、3〜4メートル先の藪の中がチラリと動いたような気がして、・・・と、向こうさんは何かによほど気を取られていたのでしょう。居ました。両方とも「おっ 何?」という具合でした。 “さえずらないヒバリ 「タヒバリ」” の続きを読む

名の由来を知ったら もう忘れない 「キンクロハジロ」

金・黒・羽白 

キンクロハジロ」は冬によく見られるカモの仲間です。はじめてキンクロハジロと名前を教えられたときは「え、なにそれ」と聞き直してみたいほどに奇妙な感じを受けます。けれど、その由来はなんということはなく、金色の目、黒い体、白の目立つ羽、ということから「金・黒・羽白(きんくろはじろ)」なのです。もう忘れようもありません。たしかに、翼を広げると白が目立ちます。オスに登場してもらいます。

 そして、ただのカモではありません。水の中に潜って採餌します。普通は2m、15sec前後ですが、10mの深さに潜水できるという観察があるようです。カワウのように魚を捕まえるほどのスピードはありませんが、水底に潜むシジミなどの二枚貝は大好物のようで、殻ごとバリバリと食べてしまうというカモばなれしたところがあります。頑丈な嘴をしてますね。次はメスです。

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トビよ

 

トビよ 

 

  トビよ
  お前の脚に絡んだものを

  太陽にとどけてくれ
  
  どこまでも飛んで
  どこまでも飛んで
  翔ぶほど 輝きを増す中へ
  さらに翔んで

  

 

私のアオダイショウ


木曾谷はV字型に切り込まれているので、谷底の川に沿ってならんでいる民家は、どれも斜めの地盤を削るように整地して作られている。私の家も、階段状に組み上げられた幾つかの土蔵の上に乗ったものだった。

 その土蔵の中に独りで入って行くなどという振る舞いは、幼い私にはおよびもつかないことのひとつだった。暗がりと奥深い棚の奥。すえた臭い。そこらへんが化け物の巣にちがいない。
 そう思い込んで一歩を踏みこめば、端々からもう、こちらをためている化け物どもの目のぬめりや、ひっそりした息づかいがわかる。生暖かい空気がかすかに揺らいでいるようでもある。いつだったか祖母が、「アオダイショウ」の見込みのありそうなのをひとつがい、お百姓に吟味してもらって蔵のなかに放したのを、私はちゃんと憶えていた。 “私のアオダイショウ” の続きを読む