オスの勾玉 メスの翡翠 「コガモ」

 「コガモ」は、日本で見られるカモ類では最も小型で体長38㎝ほど。ドバトよりいくらか大きいかといったサイズです。
 秋も早くに中國東北部やシベリアから渡来しますが、そのときはオス・メスともに同じような地味系の装いをしていて、見分けは難しいのです。
 海の向こうの繁殖地では、派手な色味は天敵などに巣を見付けられ易いので避けており、日本に来て越冬する間に、オスはカラフルに変わってゆくのです。なるべく早く、次の繁殖のために良い伴侶が得られるようにするためです。先ずはオスに挨拶してもらいます。 “オスの勾玉 メスの翡翠 「コガモ」” の続きを読む