アユの遡上を巡って Ⅴ-2 「饗宴」

 このところ毎年500万匹を超すアユが遡上していることからも、かつて「死の川」と呼ばれた「多摩川」は見事に蘇ったと云えそうです。ことに昨年(2018)の遡上は994万匹に達したということで、多摩川にそれだけのアユを養う力があるか」が議論になり、「少し間引きが必要なのでは」という見方もあったそうです。
 自然の摂理というものか、こうしたことに対応するように、昨年のアユを捕食するものたちの活動も大仕掛けのもので、私はその様子を「アユあの遡上を巡る宴 Ⅴ」としてブログの記事にしました。
 今年もアユの捕食者たちの活動は「饗宴」といった豪華さです。それから逆に、今年の遡上もまた相当のものだろうと期待されるわけです。

上流を目指すカワウたち

 日の出から間もない頃、陽の光を右後ろに受けて、整然としたカワウの群がいくつも通り過ぎます。6月18日 5:03  “アユの遡上を巡って Ⅴ-2 「饗宴」” の続きを読む