恋(?)の季節 多摩川の「コイ」Ⅱ

 昨年の5月4日、乾上がりかけた多摩川の傍流から必死に本流に脱出し、見事に産卵を遂げたコイの群の様子を見、「川に生きる コイ」という記事にしたことがあります。

 5月の第1週は「バード・ウイーク」とされ、小鳥たちの巣作りや抱卵、タカナキやサエズリ、エサ運び、そして可愛らしいヒナたちの巣立ち・・・バードウイークと呼ばれるのにぴったりです。

 同じ頃を、どうして「フィッシュ・ウイーク」と呼ばないのでしょう。水面下であるだけに魚類たちの営みは目につきにくく、なんだかぬめぬめした感じが付きまとうからでしょうか。

コイの季節

 多摩川のコイの魚影の濃さは知る人ぞ知る!
個体数としては、ウグイやアユなどには負けるかもしれませんが、生体の総重量としては優に凌いでいるものと思われます。バード・ウイークと同じころ、やはり5月の初旬が「コイの季節」ですが、迫力のあるものです “恋(?)の季節 多摩川の「コイ」Ⅱ” の続きを読む