スズメはクチバシやアシが太く、首もがっしりしており、目も賢そうです。ヒトの近くに、というよりも、ヒトの営みに大きく依存していながら、ヒトというものに決して気を許しません。賢い目が集まると、ほとんど無敵というべきで、3・4羽の小さな群れであったにしても、ネコなどの不意打ちに合うなどということはまずないでしょう。
四季を通して私たちの近くに居るので、スズメだけでは俳句の季語にもなりにくいようで、季節感のある「雀の子」や「雀の巣」「寒雀」などとなって、ようやく句の題にもなるようです。
雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 一茶
人に逃げ人になるるや雀の子 鬼貫
寒雀てのひらほどの水浴びて 中村房子
やっぱり可愛い
唱歌の「チィチィパッパ チィパッパ 雀のガッコの先生は・・・」を思い出します。
学級崩壊を狙う?
落ち着きました
何かの拍子に、いっせいに飛び立って、どこかへ行ってしまいました。
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。