生命は なぜ 生きようとするのだろう

「砂漠は生きている」というウォルト・ディズニーの映画があった。「地球は青かった」とユーリ・ガガーリンは宇宙空間から報告した。
「空に飛鳥なく地に走獣なし」と詠われているような乾燥の大地にも生命は躍動している。一方、この球体の7割を占めて全体を青く輝かせている海洋は生命のスープである。

生命の逞しさ

その地球は、かつて数億年もの間、全球が凍結して真っ白く輝き続けていたことがあるという。そうした数億年をも生命の一部は耐えて生き延び、さまざまに分かれ、満ち満ちた。
あやふやな単細胞らしきものから発展した、ふてぶてしいほどの、この逞しさはどうだろう。
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