野鳥を観察しようとしていると上に視線が向くことが多くなり、たとえば、はるか上空を行く旅客機などはうっとうしく感じるほど頻繁に目に入って来るものです。雲がそれよりも多くなるのは言うまでもありません。
不定形のものを見たとき「何かに似ているのでは?」という思いが湧くのは、私たちの本能ではないかと思うことがあります。ヒトの正体の一つは、物事の共通点を探し出しては分類したり意味づけをしたりすることでしょうから。
それこそ「そっくりさん」の雲がウェブ上のサイトなどに載せられていることがあります。ところがたとえば、火炎を噴き上げている「ゴジラ」の姿そのものに盛り上がっている入道雲などを見ると「え、ほんと、どうして」とちょっと引いてしまいたくなるのは、私だけではないだろうと思います。これまで学習してきている雲という概念とゴジラという概念(?)が、こんなふうに繋がっていいものかと不安(?)になるからだろうと思います。
何かにほどほどに似ている雲の形や渡り鳥の列を見るのが、いちばん楽しいと思います。いくつかを挙げてみます。ほどほどに連想されて、出掛ければその日に、一度や二度は見られる程度というのがミソです。ミソのつもりです。
1 渡り鳥の列 ⇒1羽の鳥 あるいは巨大な鳥の頭部
2 渡り鳥の列 ⇒豊かなバスト
3 渡り鳥の列 ⇒ジャンボジェット機
4 雲 ⇒ハニワの武人
5 雲 ⇒カニ
6 雲 ⇒竜
7 雲 ⇒踊る人
8 雲 ⇒跳ぶ少女
9 雲 ⇒必死のサイクリング
10 雲 ⇒天女
11 雲 ⇒猛犬
12 雲 ⇒類人猿
13 雲 ⇒鬼
14 雲 ⇒ブタ
15 雲 ⇒吠えるイヌ
16 雲 ⇒滝
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。
ロウボウ様
はじめまして。
お嬢様のSNSに偶然たどり着き『自粛とコロナストレス』を拝読させていただきました。
私自身2年ほど前に会社を休職し、今は復職しましたがまだ心療内科のお世話になっています。
そのようななか今般の世界情勢。
ロウボウ様の御言葉がスーッと心と身体に入り込み、『私ってスゴイ!』と自分を誉めています。
そして最前線で 対応・活動・活躍・行動されている方々に感謝している次第です。
『空に心を遊ばせる』
写真とデッサンを拝見していましたら無意識に「うふふっ」と笑っていました。
【必死のサイクリング】なんて最高です!!
普段SNSは読むだけでコメントをすることはありません。
この度はロウボウ様に感謝の気持ちをお伝えいたしたく珍しくコメントさせていただきました。
こんな自分に気づけたことを誉めています。
一日も早いコロナ終息を願っています。
純子
コメントありがとうございます。
復職できたわけだ!
貴方は、余裕、なによりもユーモアのセンスがありますね。
幸せが寄って来て離れなくなりますよ。どうします?
ロウボウ様
ご返信いただきありがとうございます。
嬉しいお言葉に返信しようとしていたら、涙が溢れてきて声を出して泣いてしまいました。
でもこれが「心の浄化」ですよね。
涙を拭いたり鼻をかんだりの繰り返しでやっとこのコメントが完成しました。
幸せが寄ってきて離れなくなったら…?
周りの人に少しずつお裾分け出来る人になりたいです!
良い出会いになりました。
ありがとうございました。
ほら!やってますね。