大海原
これまた、かなり前のことになりますが、「大いなる西部」というハリウッド映画がありました。グレゴリー・ペックとチャールトン・ヘストンが共演した、後味のさわやかな作品でした。
東部で船の船長をしていた男が、招かれて西部を訪れ、近隣の大牧場主たちが集まったパーティーで話しかけられます。「広いだろう、こんなところ他にはないからね」 元船長は返します。「いや、あります」 「どこに?」 「海です」・・・・・座が白けてしまいます。
前のブログで大平原を取り上げましたから、今度は、大海原の旅に思いをはせてみたいと思います。
太平洋の島々
まず、太平洋を中心にした地図です。
薄いオレンジの線でに囲ってある範囲で、ポリネシア語などを含む「オーストロネシア語族」と分類される言葉が使われています。その範囲は、北端は台湾、南端がニュージーランド、東端がイースター島、西端はアフリカ大陸近くのマダガスカル島、に達するという広大なものです。
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。