あした霜おく
多摩川の中流の4月上旬。早朝。土手の草々にはたっぷりと霜が降りています。霜の乗り方が草によって違うようです。私は野草の名前をほとんど知りませんが、まるでテンプラの衣のようにまぶされてるもの、干し芋のように薄く粉が吹いているようになっているもの、まるで霜を乗せていないもの、といろいろです。草たちの種類によるのか。ちょっとした風の通り道の違いからそうなるのか。誰かに教えてほしいものです。いずれも5:40頃の表情です。
晩春の紅いお日様
薄霧の中のまんまる。独り舞台の背景としてぴったりです。5:40
サギの舞
なんのためにこんなことを?クチバシのあたりに黒く見えるものは、水面から出ている枯れ枝かなにかです。魚ではありません。6:00頃
頭を巡らせば
山桜を含んだ、蔓たちの芽がうっすらと色付いていました。6:20
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。