「カワウ」たちが集まってさかんに魚を狩っているときに、「ダイサギ」や「アオサギ」が現場の岸近くにぼんやりと立ちながら、ただ眺めているように見えることがあります。これは、「カワウに追い立てられた魚が岸の方に迷いこんでくるのを待っているのだ」というのが、おおかたの観察であるようです。私は、狩場を選んだり、魚を追い込んでゆく段階では、サギたちがもっと積極的に協同しているのではないか、というふうに見ています。
カワウだけの編隊、サギだけの編隊、両方が混じり合った編隊がある
カワウのみ、サギのみ、混成、という順で見てください。
ついで、一緒に狩場を探したり偵察したりする様子がうかがえます。 “「カワウ」「ダイサギ」「アオサギ」たちの協同?” の続きを読む
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。