この光景 Forever
ほんの少しを身近から抜き出しただけでも、ここに並べたような光景がそこかしこに見られる・・・なんでもないことのようですが、なかなか、そうではありません。私たちは誇りとすべきだと思います。
極東に位置する天然資源少なく自然災害多い気難しい列島。これを上手に運用して浮いていられるのは、この国に住む人々の資質と努力のみがよくするところだと感ずるのです。
このところしばしば、「・・・縮みつつある日本・・・」というようなことが言われますが、そんなことに煽られることはありません。量よりも質の問題です。縮んでスリムになっても、沈まなければ良いのです。
私たちは憲法前文に謳われている「・・・国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ・・・」を長い間を懸けて具現してきました。今迄と同じように平和を保って堅実を積み上げてゆければ、特異で上質な文化を世界に向けて発信し続けることができるのです。浮いていられます。間違いありません。
朝の河川敷運動公園 夏
この夏は猛暑の日が続きましたが、朝の陽射しが未だ斜めである頃を選んで、季節を楽しんでいる光景がありました。習慣のようにしているそうです。
登場する方々とワンチャン達には、動画を撮した直後に見ていただいて、ここに掲載する許可を得ています・・・。
折からの猛暑を忘れさせるような透明感と素敵なエチケット
サギと少年たちの夏
この頃の学校では、このような川遊びは推奨していますまい。
少し冒険したのでしょうが、きらめく流れとサギたちに恵まれて・・・うらやましい夏休みです。
私が学童だったころには、もっぱら、木曽川の水源近くの本流で水遊びをしました。「夏でも寒い」と木曽節にあるように、水温は高くても19度前後で、ほんのしばらく川に入っていると唇が紫色になって身体の震えるのが止まらなくなりました。子供たちは声を揃えて歌ったものです。
テントサマ テントサマ
お手紙あげるで お湯おくれ
山ばっか照って 川ばっか照らん
川の神様 泣いている
夏の朝のキセキレイ
キセキレイが美しい小鳥だとは承知していましたが・・・。
水鏡に映えて、素晴らしく端正です。
私たちを取り巻く環境の全体が、こんな光景を支えているのです。これからも、ずっと続くでしょう。
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。