1 「騎馬戦型社会」から「肩車型社会」への移行
2 「孤独死」と「一人死」と
3 常態への軟着陸
自分たちの山と土と海。これらとまともに付き合うことを、次第に私たちはないがしろにしてきた。
「百坪(330m2)の畑があればヒトは飢え死にしない」と、私たちの祖先はいみじくも言い切っている。そのへその緒を切るようにしてふわついていると、必ず不安がはびこって来る。それは次のように極端な課題になって私たちを追い詰めてきている。
1 「騎馬戦型社会」から「肩車型社会」への移行
少子高齢化の勢いはすさまじい。昭和40年(1965)には10.8人の現役世代が1人の高齢者を支えている「神輿型社会」であった。平成27年(2015)には2.3人の現役世代が1人の高齢者を支える「騎馬戦型社会」になった。これが2065年ともなると、1.3人で1人を支えなければならない「肩車型社会」に移行すると予想されている。 “目の前の課題” の続きを読む
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。