黒いスイミングキャップを被って、全体はくすんだ水色。
ヒヨドリほどの大きさの身体に目立って長い尾。それでオナガ。
トレーマークの長い尾をなびかせながら、縦隊になってするすると木立を縫うありさまには、舞を見るような独特な雰囲気があります。
スマートさに似合わず「ギューィ ゲーイ ギー」などと鳴き交わすのが似合っているような、そうでないような・・・。
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。