御馳走を探す小鳥たち キュート派3 ヤマガラ

人なつこく ユーモラス

散歩の途中の公園や雑木林などで、スズメほどの小鳥がそこかしこと飛び動いているのが目に付き、黒いマフラーと茶色のマエカケが目立つようであれば、それはほぼ間違いなく「ヤマガラ」です。

「エサ台にピーナツを置いていたんだけど、だんだん近寄るようになって、とうとう手の平から持っていくようになったんだよ」という話を聞くことがあります。
ヤマガラは、とても人なつこいのです。それに、仕草や表情にどこかユーモラスというか剽軽というか、特有な雰囲気が感じられるものです。写真を見ただけでも分かるのではないでしょうか。

人なつこいどころか、ものすごい芸をこなしているのを見たことがあります。

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御馳走を探す小鳥たち キュート派2 メジロ

きりっと締まったウグイス色 真っ白なアイリング

メジロは、ウグイス色の小さな身体がきりっと締まっており、真っ白なアイリングをトレードマークにしています。

ヒナを育てる時には虫を捕らえますが、そのほかはかなり徹底した採食主義者で、ことに花の蜜が大好物です。庭のちょっとした生垣や小さな公園の花木を訪れ、しかも人をあまり怖がらないので、私たちには馴染みの深い野鳥の一つです。

つまり、甘い物が好きなのです。花蜜の他、熟し柿、ミカン、オレンジジュース、砂糖水などに集まることから、「庭に小鳥を」となると早くから訪れることが多く、一番の人気者になりましょう。「梅に鶯」ならぬ「梅に目白」なのです。

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