人なつこく ユーモラス
散歩の途中の公園や雑木林などで、スズメほどの小鳥がそこかしこと飛び動いているのが目に付き、黒いマフラーと茶色のマエカケが目立つようであれば、それはほぼ間違いなく「ヤマガラ」です。

「エサ台にピーナツを置いていたんだけど、だんだん近寄るようになって、とうとう手の平から持っていくようになったんだよ」という話を聞くことがあります。
ヤマガラは、とても人なつこいのです。それに、仕草や表情にどこかユーモラスというか剽軽というか、特有な雰囲気が感じられるものです。写真を見ただけでも分かるのではないでしょうか。

人なつこいどころか、ものすごい芸をこなしているのを見たことがあります。
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長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。

つまり、甘い物が好きなのです。花蜜の他、熟し柿、ミカン、オレンジジュース、砂糖水などに集まることから、「庭に小鳥を」となると早くから訪れることが多く、一番の人気者になりましょう。「梅に鶯」ならぬ「梅に目白」なのです。