兄の1人がち中耳炎をこじらせてしまって、難聴を残してしまった。大戦前のことである。不憫であるとして、父が空気銃を買ってやった。
根元に狩りの女神「ダイアナ」の刻印が打たれていて、その中で、ダイアナは右腕で銃を高々と掲げ、左腕をおろして弓と矢を投げ捨てていた。乱暴な女神なのだろうか。 “ダイアナ神とドブネズミと私” の続きを読む
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。