「コサギ」は名前の通り、ダイサギやアオサギよりも二回りほども小型で、夏には弁髪のように垂れ下がった飾り羽と、黄色の靴下を履いたような足先が目立ちます。動きは軽快です。
浅瀬であちらこちら
激しい急流に挑むというようなことは苦手なようで、比較的おだやかな浅瀬などで、自分のサイズに会った子魚を機敏に追いまわす姿が印象的です。
落としたあ! と思ったらヒョイと
せっかく捕まえた魚があばれて、クチバシを跳ね出てしまったようです。と、次の瞬間、再びキャッチしております。このあたりが小回りの利くところでしょう。
結構なアユをゲット
季節が少し進んだ時期の光景で、アユもそれなりに大きくなっているとはいえ、コサギにとっては満足のゆく獲物であったでしょう。しかし、よく食べます。
長い間たずさわってきた少年矯正の仕事を退官し、また、かなりの時が経ちました。夕焼けを眺めるたびに、あと何度見られるだろうと思うこの頃。
身近な生き物たちとヒトへの想いと観察を綴りたいと思います。